菩提樹 がまた折れた模様。。。
インド、ブッダガヤ、大菩提寺(マハボディーテンプル)は、お釈迦様が悟りを開かれた場所に立てられたお寺。
世界中の仏教徒が、一番の聖地ということで、大切にされ、そして今もたくさんの修行者・巡礼差であふれる場所です。
その境内の中で大切にされているものが、菩提樹
※菩提樹の下に集う仏教徒達
お釈迦様は菩提樹の下で悟りを開いたと伝えられており、菩提樹自体を信仰の象徴として大切にしています。
マハボディーテンプル(大菩提寺)内には、お釈迦様が悟りを開いた場所といわれる所だけでなく、境内にいくつもの大きな菩提樹があります。
どの菩提樹も大変大きく、そして年数がたっており、だんだん木自体が弱っていると言われています。
そして、昨日(8月26日)ブッダガヤにいるタイの友人僧侶からLineが届きました。
その内容は、
「マハボディーテンプル(大菩提寺)の、メインの菩提樹が折れた」
それと共に添付されていた写真がこれです。
写真を見る限り、菩提樹から大菩提寺の方向に撮っており、お釈迦様が悟りを開いたとされる場所で、金剛法座の横にある菩提樹です。
ただ、太い幹自体が折れているのではなく、枝が折れたようです。
過去の私の写真を見ていると、同じような角度の写真を見つけました。
写真の中心黄色い衣を着た、タイ僧侶がたっている上のあたりで折れてみたいです。
大切にされている菩提樹で、手を広げるように伸びている枝のそれぞれに、折れないようにしたからつっかえ棒を作っており、どんどん両側に伸びていました。
大きさに圧倒される一方、いつ折れるのかわからないなと少し怖さも感じ私自身見ていました。
実は他の菩提樹も今年折れていました
前回菩提樹が折れたのは、
今年の7月8日
その時のことを書いた、インド・ブッダガヤにある仏心寺の記事。
その時(前回)の現地の動画
※この動画は、7月の動画で、今回とは関係ありません。
この時は、老朽化と雨が原因で折れたと言われており、幸いけが人はいませんでした。
私たちの体も
大切にしているものが壊れる、なくなることは大変残念なことですあ、自然のものが壊れる、なくなっていくということは、当たり前のこと。
これだけ大切にされていて、補強などをされていても、折れてしまう、そして朽ちていきます。
私たちの体も自然からの体。
この姿をみて、私たち自身に置き換え、学んでいくことが大切なんだと、写真を見ながら感じました。
「ブッダ最後の旅」より
「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい」