夏安居 in ブッダガヤ

夏安居in ブッダガヤ

ブッダガヤに戻りました。

到着したその日から雨が降り始めてくれたおかげで、気温が一気に下がり、現在30度前後

雨が降る前は40度ほどあったというから、大変助かります。

ただ、日本のゲリラ豪雨並みのものがずっと降り続くので、なかなか外に出れません。
湿度は、どれぐらいかわかりませんが、少し不快に感じます。

豪雨であたり一面、大量の雨により水浸しです。
道路も、どこもかしこも水で溢れってます。
その水が低い場所へ流れ込み、川のようになっている場所も。

20160704-IMG_7770

土が露呈している場所も多いブッダガヤなので、水は濁り、道は泥だらけ。
スリッパで歩くと、足は砂だらけです。
かといって、靴では絶対に歩けません。
(すぐ濡れて、乾燥できないので、何足あっても足りない)

20160704-IMG_7777

ここからがインド特有の問題!

牛のウンチがそこらじゅうにあるので、それも水に溶け出していきます。
牛ならまだいいです。(決してよくはないですが。)
人糞もあるので、それも水に溶け出していて、なんも言えない状況です。
全く気にせず歩きますが。

夏安居とは?

仏教では、お釈迦様の時代からこの時期、普段は遊行している僧侶が、雨季の時期には、3ヶ月ほど一箇所に留まる「夏安居」というものが行われてきました。

現在のこの伝統を受け継いでいる国もあり、友人のタイ僧侶も3ヶ月一箇所に留まって修行をすると言ってました。

確かにこれだけの雨が降れば、外歩けないです。
お釈迦様の時代は所有物が禁止だったので、傘もなかったでしょう。
また、着替えというものもほとんど持ってなかったはずです。

2500年以上たった今でも、コンクリートなどが使われるようになったブッダガヤでも、外はぐちゃぐちゃ(始めに書いた現地の状況)なので、なぜ「夏安居」というものが生まれたのか想像がつきます。

現地にくることで、肌で仏教の歴史を感じることができるのも、インド、ブッダガヤの醍醐味です。

ちなみに、私もほとんど部屋から出られません。。。

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