2016年1月、ブッダガヤに行われる予定だった、ダライ・ラマ法王 によるチベット仏教の灌頂「カーラチャクラ」
半年前に中止が決定しました。
それに伴い、ブッダガヤのいたるところから落胆の声が聞こえ、ゲストハウスやホテルは、相次ぐキャンセルに悲鳴をあげています。
この法要のために、新しく部屋を作ったところも多いからです。
また来客を見込んでいたお土産物屋やレストラン関係からも、嘆きの声が聞こえています。
街で友達と話していても、
「カーラチャクラがあれば」
「カーラチャクラがある予定だったのに」
「キャンセルで、いくらマイナスだ」
「来月カーラチャクラでお客がたくさんくるはずだったのに」
「本当なら、、、、」
という話がよく出ます。
そんな中、一部の人からこんな声がでています
「部屋の値段をあげすぎたから、中止になったんだ」
実際に、部屋やドミトリー、村の中の家の値段を聞くと、信じられない値段でした。
普段数百ルピー(1ルピー、1,8円)の部屋が一泊数千ルピーになっており、しかも2週間以上じゃないとダメで前払い。
村の中の汚い部屋が一泊数千ルピーばかり。
一攫千金を狙って、家の部屋を貸す人も多数いました。
10万人以上の人が集まると予想されるので、高くても法要に参加するために部屋を予約している状況でした。むしろ部屋が予約出来るだけラッキーという状況です。
そんな中での中止なので、「部屋を高くしすぎたんだ!」という声がでています。
真意はわかりませんが。。。
ただ、そう言っている人たちが、実は高い値段にしていた張本人だったりするので、インドは面白いです。
※写真は、前回のブッダガヤのカーラチャクラの際に使われた砂曼荼羅の台。
カーラチャクラに興味がある人は、下記の本を読んでみてください。