カーラチャクラ へ向け、日に日に整備が行われているブッダガヤ。
街中も見違えるほど綺麗になり、先日はブッダガヤがあるビハール州首相、二ティシュ・クマールが、カーラチャクラへ向けての準備の視察にこられました。
そんな中こんなニュースが、
中国政府が、すべての中国人に対し、インドやネパールなどへの渡航やツアーに参加することを規制している模様です。また、すでにインドやネパールにいる中国人に対しては、帰国するように促しているようです。
ニュースによると、ネパール政府に対する圧力もあるようで、この背景には、ブッダガヤで行われるカーラチャクラに参加するチベット人を規制するという目的があるようです。
実際、ブッダガヤでは当初言われていたような人がこないのではないか?という現地の人たちの不安な声が聞こえてきています。
実際いいホテルやゲストハウスはすでに埋まっていますが、一部のゲストハウスの部屋や前回なら埋まっているような村の中の家の一室やなどはまだ空いている状況。
ブッダガヤの友人に話を聞いてみました。
「前回と今回のカーラチャクラを比べると、どっちが予約が多い?」
すると
「明らかに前回の方が多い。今回は少ない。」
という返事が
そして
「中国政府が帰国や渡航禁止の指示を出しているから、中国の人からのキャンセルがたくさん来ている」
ということも言っていました。
なぜ、ここまでチベット人に対して、そしてダライ・ラマ法王に警戒をするのか。。。
無事一人でも多くのチベット人が、カーラチャクラに参加できることを祈るばかりです。