仏舎利とは、字の通りお釈迦様の遺骨
お釈迦様が入滅されたのは、クシナガラ(四大仏跡の一つ)
荼毘に付されたあと、遺骨を8等分し、それぞれの国で祀った。
その後約200年後、熱心な仏教信者であり、インドを統一したアショーカ王が仏舎利を掘り起こし、更に細かくして様々な場所で祀ったと伝えられている。
その祀った円錐の建物を「ストゥーパ」と言い、日本の「卒塔婆」の原点である。
もちろん日本にも存在し、タイから送られた仏舎利が、名古屋にある日泰寺というお寺で祀らている。
興味がある方は、訪れてみてください。
ブッダガヤでは、唯一スリランカ寺の本尊様の下に仏舎利が安置されています。
その仏舎利が年に一回、一般公開されます。
それが、毎年2月1日〜3日
当日は、各国の仏教徒が列をなし、時間帯によっては1時間待ち。
スリランカ僧侶とスリランカからの信者が、見やすいようにライトで照らしてくれています。
拝む時間は数秒だけので、少しでもしっかり見るために、みんな顔を近づけて覗いていきます。
手はもちろん合掌
仏舎利が入っている容器は、宝石が散りばめられ豪華絢爛
そして、仏舎利
真ん中に見える、小さいかけらがそうです。
約2600年前にこの場所で悟りを開き、教えを広めたお釈迦様。
その教えが遠く日本まで伝わったお陰で、この場所に立っている。
もちろん、その教えに助けられる毎日。
思わず手を合わせ、感謝の気持ちがこみ上げてきました。
合掌