インドルピーが使えなくなる というニュースが日本でも大々的に報じられ、私のFacebook,twitterは、大統領選挙とこのことで埋まってます。
ブッダガヤに友人がいるので、一日たった今の状況を聞いてみた。
電話をすると、「大変だよ!」とは言っていたものの、声は意外と落ち着いていた。
というのは、「12月末まで紙幣交換の余裕があるから、別に今焦って行く必要はない」と言うこと。
「それに100ルピーとかは使えるから、大丈夫」と。
たしかに、ブッダガヤは田舎町なので、大きな買い物をしない限り、100ルピーまでで事足りる。
500ルピーや1000ルピーは使いにくいので、普段から100ルピーを多く持っている人も多い。
普段の生活の生活にはあまり支障がないようなイメージを受けた。
友人からは、「お金持ってるなら言ってね!口座に入れればOKだから」
と余裕の対応をされました。
確かに、一夜にして紙幣が使えなくなったとは強調するものの、100ルピーや50ルピーなどの小さい金額の紙幣は使用可能である。
また、インド国内にいれば、それなりの対応策を用意してくれているので、不満はあっても、意外とその後の事は大丈夫と楽観視している人もいるようである。
ただ、これはブッダガヤという田舎の町のことで、都会などの物価が高く使用金額が高い人が住む場所では違うのかもしれない。
案外焦っているのは、政府が言っている賄賂で現金を貯めた人と、ルピーを持っている海外にいる人なのかもしれない。
余談ですが、偽札やテロ対策の一環としてもこの紙幣の変更が行われたとニュースになっていたが、このことについても聞くことができた。
友人が言うにはテレビで、偽札とテロについてのニュースを見たと。
「現在パキスタンから多くの偽札が流入しており、多くの偽札がまたインド国内に流入するという情報が政府に入ったらしい。その偽札を使い、そのお金で人を雇いテロを国内で起こす」
その情報もあったので、このように急に紙幣を使えなくしたのだと、友人が言っていた。
あくまでも、友人が新聞で見たということなので、情報源はわからないが、なんとなくつじつまが合うなと感じてしまう。
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