「蓮」 =仏教・インド・お盆の象徴 

「蓮」 =仏教・インド・お盆の象徴

8月13日から、お盆が始まります。

「お盆休み」は、数日前から始まっている人達も多いと思いますが、「お盆」は一般的に8月13日〜15日を指します。

皆さんお、盆の予定は決まっていますか?

旅行?

レジャー?

実家?

お墓参り?

お寺参り?

僧侶としては、お墓・お寺参りが予定に入っていて欲しいですが。

この時期に咲く花と言えば、「蓮」

「蓮」は、仏教において最も大切にされる花です。(日本だけでなく、仏教国では共通)

例えば、日本のお仏壇にお祀りされている位牌の下には蓮がかたどられています。
また、浄土宗・浄土真宗の象徴、阿弥陀仏が座っているのも「蓮」の上。
亡くなった人が極楽に生まれ変わるときは、「蓮」の上に生まれ変わると言われています。

そして、私が行き来しているインドでも、「ロータス」は大切にされていて、政党の旗に使われていたり、国の花としても認定されています。

もちろん、お盆のこの時期には、お仏壇やお墓に「蓮」を飾る習慣があったようです。

「蓮」はどう読むか知ってますか?

突然ですが「蓮」という漢字は、どう読むか知っていますか?

多くの人は「はす」と読むはず

でも、本来というか、昔は

「はちす」

と呼ばれていたようです。

お盆のこの時期咲く綺麗な花、「蓮」

綺麗に咲く「蓮」を眺めるのもいいですが、見るだけでなく実際にご先祖様へ(お仏壇・お墓)にお供えをしてみませんか?

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