天皇陛下の「お気持ち」 表明から感じる「祈り」

天皇陛下の「お気持ち」 表明

2016年8月8日 午後3時

世間はオリンピック、高校野球で盛り上がり、僧侶はお盆の棚経に走っている中、天皇陛下の「お気持ち」の映像が流れた。

全文

動画は下記からダウンロードできます。

お言葉から感じたこと

・象徴天皇としての勤めへの想い
・国民への想い

大変丁寧な言葉でかみしめるように、伝えておられた姿が印象的であり、天皇陛下がもたれている、苦悩のを垣間見ることができました。

印象に残った言葉

「私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ました。」

「天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。」
両文章に使われている「祈り」という言葉

仏心寺に宿泊した、ある女性に言われた言葉を思い出しました。

「自分の知らないところで、誰かが自分のことを祈ってくれているということは、すごくうれしく感じます」

・天皇陛下が、常に国民のことを想い、祈っている姿
・自分のためではなく、見返りのためでなく、心から他者を祈る姿

その姿を、見習って、自分のための祈り、見返りのための祈りではなく、純純粋に他者のことを祈る気持ちを忘れてはいけないですね。
ご高齢になっても、そのことを実践して姿で見せてくださっている天皇陛下に、心から敬意を表します。

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