ダライ・ラマ法王 による「入菩薩行論」ティーチングが終了しました。
3日間をかけて、「入菩薩行論」の重要な部分を説明され、最終日は、灌頂と質疑応答が行われました。
ダライ・ラマ法王事務所のHP
NHKのニュース
約2700人もの人達が集まったティーチングでした。
4日間を通して「空の理解の大切さ」を常に言われていましたが、最終日にポロッと言われた言葉「ただ私も60年間考えてきて、やっと少しわかったぐらいです」と親しみのある人間的な姿を見せられたことが大変印象的でした。
そして
「空の理解の大切さ」
と共に、21世紀の仏教徒の必要なこととして
「勉強をすること」
「分析をすること」
このことを何度も強調されておられました。
個人的に受け取ったこと
様々なことをおっしゃっていましたが、全ては「世界の平和」のために、私達一人一人ができることを時にはわかりやすく、時には経典に基づきお話をしてくださったと思います。
「おもいやり」
「相手を思うこころ」
仏教的に言うと
「大いなる慈悲の心」
あたり前の言葉ではありますが、改めて深く心に響きました。
最後になりますが、このような貴重な機会を設けていただいたすべての方々、また通訳を4日間続けてくださったマリアさんに、心から感謝をしたいと思います。
参加できなかった、リアルタイムで動画を見れなかった方は、下のアドレスで日本語の通訳の動画を見ることができます
今回、テキストとして使われた「入菩薩行論」は、こちらから購入できます。
内容の一部「忍耐」について、詳しく書かれている書物